クリエイターインタビュー

赤塚 妙子 / アカツカ タエコ  デザイナー / 27歳
武蔵野美術大学卒業後、Web・紙系制作会社にてデザイナーとしてプレゼン~デザインワークまで幅広く活躍。 その後面白くワクワクするものづくりの現場を求めてGTDへ。
現在は映像・3DCG分野と連携したWebプロジェクトにてデザイナーとして活躍中。

1.オモシロイコト

おもろい事は、いっぱいありますね。うーん、難しい...。

うーんと考えて、すごくイケそうなアイデアがひらめいて、それを形にするまでのワクワク感...、これはデザイナーならではの醍醐味だと思います。

あと、今一番面白いと思っているのは、自分とは違う個性を持った人とのコラボレーションですね。けっこう最近まで、自分一人で何でもやりたいと思ってる人間だったんですが、あー、実は一人はつまんないなー...、と遅まきながら、最近気づきました(笑)。
デザインに限らない話だと思うんですが、やっぱり、イイモノを作ろうとするには、シナジーが必要なんです。
一緒にやる人間が、まったく別の方向を向いてると、またそれはそれで困るのですが、自分とは違うイイところを持ってるんだけど、なんとなく似たような同じテンションを持ってる人達と出会って、いつかでっかい事がやれたらいいなぁー、と思っています。...というか、そろそろやります(笑)。

――― 『 デザイナー 』って何ですか?

かのチャールズ・イームズが、「物を作るときには必ず何かしらの制約がある。その制約こそを最大限に生かしてベストな形にするのがデザイナーだ」みたいな事を言ったそうなんですが(まあ、大体です...)、まさにその通りだと思いました。
例えば、仕事なら必ず予算がありますよね。
そのとき、これだけの予算しか無いからこれだけのものしかできません、というのではなく、「この予算だからこそ、この方法、この見せ方で行きましょう!」っていう提案ができるのが、いいデザイナーだと思う。
一見デメリットと思われる事を、逆に強みにして形にする、という発想はデザインという仕事をしていく上で、すごく大事だと思うんです。

デザイナーは、制約や条件を言い訳にしちゃいけないっつー事ですねー...。

――― なぜデザイナーを選んだんですか?

何故でしょう...??気づいたらなってた?

もともと小さい頃から、絵を描いたり、何かを作ったりする事は好きでした。
でも、自分が美大に行こうなんて、高校卒業するまであんまり考えてなかったんです。
普通に文系大学志望で、軒並み落ちて(笑)一浪して...、そこである日、突然「どうせなら自分の好きな事やってやろう」と思っちゃったんですね。本当に突然。

特にWebは可能性にまだまだ広がりを感じる。メディアとしての可能性、インフラとしての可能性...確実に来年の今頃のWeb業界は今とは違う形になってると思います。
それだけでも、自分は今、面白い時代に足を踏み入れているな、という実感でわくわくしますね。

――― 最近ハマったデザインはありますか?

人のデザインは、ぶっちゃけ実は最近あまりチェックしてません 笑。
駄目ですねー...。

日本語フォントの使い方は、やっぱり岡本一宣さんがすごいと思います。
日本語だけの紙面をあれだけかっこ良く、ダイナミックかつ素敵に見せることができる、という技術では、やっぱり右に出る人はいないんじゃないでしょうか...?

自分で作るのでハマっているのは、今に始まった事ではないですが、ロゴ作り!
近々、Web上で「ロゴ師」というロゴ屋さんを立ち上げようと思ってます 笑。

2.ツマラナイコト

つまらないことも、いっぱいありますね...(笑)。
特に、企業のお客様相手に仕事をしている場合、デザイナーの意図や、よい物を作るべく行っている工夫というのが、時に軽く見られがちです。
ちゃんとわかって下さるお客様もいるのですが、なかなかうまく行かない事も多いです。こちらのアプローチ方法次第で、また変わってくるのかもしれませんが、「お客様相手」の仕事に、少し限界を感じていることも否めません...。
逆に、わかって下さるお客さんや、自分のした仕事を喜んで下さるお客さんに会えると、すごくハッピーですね。

――― "割に合わないこと"って例えば何?

自分がデザイナーとして大切だと思っている事と、お客さんや自分の所属する会社が大切にしていることは、やはり実際、噛み合ない事も多いですね。
力の入れどころ、っていうのは難しい...。

――― こんな失敗ベスト3!

1位:最近の大きな失敗ですが...、今やっている仕事で、提案のタイミングを逃してしまった事...です。
2位:まぁ、色々と...。あんまり思い出すと、テンション下がっちゃうので...。
3位:仕事ばっかりしてた事...。ま、でもそういう時期も若いうちは必要だと思うんですが。

――― GTDへ不満やこうしてほしい!等のリクエストはありますか?

これからも面白い事を、どんどんやらせて下さい!

3.メザシテイルコト

実は、すごいビジネス計画を仲間と進めております。
ここではまだ、言えません。すみません!企業秘密!でも必ず、近いうちに実現させますよ!
企業ベースとはまた別の活動で、色々面白い事を発信したい...、ていうのがとりあえず今年の目標です。

Webというのは、個人ベースでも世の中をあっと言わせるようなでっかい事がまだまだ実現可能なメディアだっていうのが、素敵ですよね。わくわくします。
がんばりたいです!

――― 今の自分に足りないことってある?

それはすごーく、いっぱいあるんですが...

まず、お金ベースの発想ですね。 こうすればいくら儲かるか、とか、お金に換算して考える事がどうしても苦手です。 だから、今後はお金の事やビジネス視点で物を考えるのが上手な人と組んで、仕事をして学んでいくことで、自分の視野が広がるといいなと思っています。

あと、これは上の物とは少し相反するかもしれないんですが、アーティスト的発想ができるようになりたい。仕事だけではなく、ひたすら自分と向き合って物を作ってみるていうことを、これからちょっとずつやっていきたいなと。仕事デザインばかりしていると、自分の中に自主規制を自然に作る様になっちゃって、なかなか難しいんですよね。

――― クリエイターを志す方へアドバイスをお願いします。

...の前に私自身が「クリエイター」かって言うと、どうも正直なところあまり自信がないかもです。実は職人かもしれない(笑)。
ま、でも一つだけ言える事は、自分が納得してないのに、人から言われるままに安易に物を作らない方がいい、ということです。これは例え仕事であっても。

(編集)
ほんとはここで30分くらいのトークがあったんですが割愛させていただきます(笑 赤塚さんはとても熱く一生懸命なデザイナーなので、一緒にわくわくするようなモノづくりを行える方と何か創りたいですね。割愛した部分のお話はその時にでもいたしましょうか。

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